
1 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2021/07/21(水) 03:12:59.11 ID:f0U46wSF0●.net
https://news.yahoo.co.jp/byline/soichiromatsutani/20210719-00248635
“プランB”を準備せず神風頼み
代替案を準備しないまま計画を進め、途中で計画が狂ったときに引き戻せないまま突き進む
──これによって絶望的な破綻を見せたのがかの太平洋戦争であったことは、日本軍を分析した戸部良一ほか『失敗の本質──日本軍の組織論的研究』(1984年)などで明らかとなっている。
しばしば今回のオリンピックがインパール作戦と比較されるのもそのためだ。
『失敗の本質』で頻繁に指摘されるのは、当時の日本軍に「コンティンジェンシー・プラン(不測の事態に備えた計画)」がなかったことだ。
バタバタしたままオリンピックに突入する現在の日本もそれに重なる。
新型コロナの発生はさすがに予測できなかったとしても、オリンピックの延期発表から1年以上の準備期間はあった。しかし、ワクチン接種は思ったほど進まず、感染力の高いデルタ株は蔓延しつつあり、
一方で、官邸は飲食店への補償は薄いまま酒販売事業者へ圧力をかけようとした。オリンピックを中心に考えていながらも、場当たり的としか言えない対応だ。
いちどプランを立てれば、あとは気合いを軸に神風(運)を祈ってただ前を向いて進むのみ──これが日本の組織の伝統だ。個々人は優秀なのに、集団になるとポンコツになるのも日本型組織のお家芸だ。
ハリウッド映画に出てくる強盗ですら準備する“プランB”の発想が基本的にない。ウイルスが忖度してくれないことについては、知らんぷり。これが“美しいニッポン”の正体だ。