1 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2020/10/18(日) 19:52:06.13 ID:Eb74W8fvr.net
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その理由は、「一息吸えば即死するほどの酸欠空気(酸素濃度の低い空気)が、地下の掘削現場から湧き上がっている」からだという。事業者側は「周辺環境に影響はない」として、住民説明会も開催しようとせずに工事を続行している。「酸欠空気の発生」とは、いったい何が起きたのだろうか?
空気中の酸素濃度は約21%。例えば、これが6%以下なら人は即死する。そんな酸欠空気が2019年5月から今年3月までに、東京都世田谷区や調布市を流れる野川や白子川といった川でポコポコと湧いているという。
だが、掘った土はトンネル外に搬出されても、シールドマシンが回収できない気泡は地下の土壌を巡り巡って地上に出る。今回の工事は川に沿って行われたことで、その酸欠空気の発生が川で発覚したのだ。
外環は、首都圏(東京、埼玉、千葉)を環状に貫く高速道路。東京都練馬区の大泉インターチェンジから世田谷区にある東名高速道路までをつなぐ約16kmの区間は、長らくの住民の反対運動のために未着工だった。2003年に、当時の扇千景国土交通大臣が「未着工部分は大深度でやる」と表明した。
大深度とは大ざっぱに言えば、概ね地下40m以深の地下のこと。「大深度法」という法律により、大深度での地下開発行為には、地上の地主との「交渉不要」で「補償も不要」とされている。それは、「大深度なら地上に環境的な影響は及ぼさない」という考えが前提になっている。
もっとも地下40m以深とはいえ、振動や騒音、地盤沈下、地下水脈の断絶などを心配する住民は一定数存在し、実際に10を超える市民団体が外環計画に反対している。
だが、その反対運動をよそに、2017年2月から掘削が着手された。すると翌2018年5月14日、川に異変が現れた。東名高速道路近くの野川で、ジェットバスかと思うような気泡が川底から湧いたのだ。
ところが、事業者(国土交通省、NEXCO東日本、NEXCO中日本)は、住民にこの事実を知らせることなく、ウェブサイト「東京外環プロジェクト」で、6月22日に「気泡は、地下のトンネル工事の掘削箇所から、シールド工事で用いる空気のごく一部が地中から地上に漏出しているものです。(中略)地域の皆さまにご迷惑をおかけするような影響はないと考えております」と記述しただけだった。
酸素低い空気て吸うとしぬんだ
危険な勘違いは息を止めても1分くらいは我慢できるから、酸素不足の気体を吸っても1分くらいは平気だろうなんていう考え方。酸素不足の気体を一呼吸すると、それだけで人間はバタンと倒れてしまう。
21%…空気中の酸素濃度
18%…安全の限界
16%…呼吸・脈拍の増加、頭痛、吐き気
12%…めまい、吐き気
10%…顔面蒼白、意識不明、嘔吐
8%…失神、7~8分以内に死亡
6%…瞬時に昏倒、呼吸停止、けいれん 6分で死亡
バキ読んでねえのかよ!
これに驚いた外環計画に反対する市民団体のひとつ「外環ネット」は、事業者に工事の中止と住民への説明を求めた。しかし事業者は住民にも自治体にも説明することなく、8月24日、またもウェブサイトだけで、その気泡の酸素濃度がわずか1.5~6.4%しかないということを公表した。
外環計画に反対する市民の有志は、2017年12月に、「補償も交渉も不要」とした大深度法の違憲性を訴える裁判――「東京外環道大深度地下使用認可無効確認等請求事件」――を起こした。その裁判を支援する「東京外環道訴訟を支える会」の籠谷清さんは、この低すぎる酸素濃度に衝撃を受けた。
「これは、一息吸えば即死するレベルの酸欠濃度です。数mも離れれば空気で希釈されるのは事実としても、問題はほかにいくつもあります。一つが、事業者は掘削開始前の2017年2月の『シールドトンネル工事の説明会』で、「大深度の工事だから地表には影響がない」と明言していたのに、それが崩れたこと。