https://lite.blogos.com/article/347274/
沖縄の先祖代々の土地を、米軍から取り戻したい。沖縄の先祖代々の土地に、これ以上米国の軍隊の基地を創って欲しくない―。これこそが保守であり、真の愛国者の姿勢では無いのか。
この観点からすると、ローラさんの意思表明こそが、まさに真なる保守であり、そして正にまっとうなる愛国者の姿勢そのものである。
土台彼女は「左傾」でも「反日」でもなんでもない。「ローラさん、ナショナリズムに目覚めたみたいだけど大丈夫?」というコメントは全然見当たらない。
単純に在沖米軍基地反対=反日、左翼という、ネット右翼に古典的にある、ある種の沖縄ヘイトが、通念のように浸潤しているからこそ、ローラさんを「左傾」「反日」と罵るのである。実態はその逆なのにも関わらず。
・銃剣とブルドーザーで強制接収
1945年4月1日、米軍が沖縄に上陸。同年6月23日、日本軍守備隊第32軍は摩文仁洞窟で玉砕し、日本軍の組織的抵抗は終わった(沖縄終戦の日)。
生き残った日本兵や沖縄県民は米軍の管理下に置かれ、収容所生活が始まる。円の流通は停止され、米軍発行の軍票が公式通貨になった。
沖縄戦で徹底的に焼き尽くされた沖縄本島は、本土と違い戦後復興を米軍に頼るしか無く、たかだか戦後5~7年程度で戦前の最高水準にまで復興した本土経済と沖縄は、まったく逆の経緯を辿った。
米軍基地の存在を前提とした沖縄経済。米軍発行の軍票は「B円」と呼ばれ、極端なB円高政策によって購買力が高まり、「工業無き復興」を成し遂げたのが戦後沖縄である。
そして米軍基地依存が進むのと時を同じくして、冷戦が深刻化。東アジアのキーストーン(要石)である沖縄は、アメリカにとって格好の軍事拠点となった。
こうして、「銃剣とブルドーザー」というアメリカ軍の一方的で無思慮な基地建設が、沖縄県民の意思を無視して進められたのである。そうしてそうした基地から飛び立った爆撃機が、直接ベトナム戦争に於ける北ベトナムに爆弾の雨を降らせた。
沖縄の先祖代々の土地を、米軍から取り戻したい。沖縄の先祖代々の土地に、これ以上米国の軍隊の基地を創って欲しくない―。これこそが保守であり、真の愛国者の姿勢では無いのか。
この観点からすると、ローラさんの意思表明こそが、まさに真なる保守であり、そして正にまっとうなる愛国者の姿勢そのものである。
土台彼女は「左傾」でも「反日」でもなんでもない。「ローラさん、ナショナリズムに目覚めたみたいだけど大丈夫?」というコメントは全然見当たらない。
単純に在沖米軍基地反対=反日、左翼という、ネット右翼に古典的にある、ある種の沖縄ヘイトが、通念のように浸潤しているからこそ、ローラさんを「左傾」「反日」と罵るのである。実態はその逆なのにも関わらず。
・銃剣とブルドーザーで強制接収
1945年4月1日、米軍が沖縄に上陸。同年6月23日、日本軍守備隊第32軍は摩文仁洞窟で玉砕し、日本軍の組織的抵抗は終わった(沖縄終戦の日)。
生き残った日本兵や沖縄県民は米軍の管理下に置かれ、収容所生活が始まる。円の流通は停止され、米軍発行の軍票が公式通貨になった。
沖縄戦で徹底的に焼き尽くされた沖縄本島は、本土と違い戦後復興を米軍に頼るしか無く、たかだか戦後5~7年程度で戦前の最高水準にまで復興した本土経済と沖縄は、まったく逆の経緯を辿った。
米軍基地の存在を前提とした沖縄経済。米軍発行の軍票は「B円」と呼ばれ、極端なB円高政策によって購買力が高まり、「工業無き復興」を成し遂げたのが戦後沖縄である。
そして米軍基地依存が進むのと時を同じくして、冷戦が深刻化。東アジアのキーストーン(要石)である沖縄は、アメリカにとって格好の軍事拠点となった。
こうして、「銃剣とブルドーザー」というアメリカ軍の一方的で無思慮な基地建設が、沖縄県民の意思を無視して進められたのである。そうしてそうした基地から飛び立った爆撃機が、直接ベトナム戦争に於ける北ベトナムに爆弾の雨を降らせた。
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