https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000163742.html
日ロ首脳「未来志向で…」 平和条約交渉は進展なし
[2019/09/06 06:23]
ロシアのウラジオストクを訪れている安倍総理大臣はプーチン大統領との首脳会談を終え、6日に帰国の途に就きます。
安倍総理はプーチン大統領との関係性をこれでもかとアピールし、未来志向で平和条約の交渉を進めようと訴えました。
安倍総理大臣:「ゴールまでウラジミール、2人の力で駆けて、駆け、駆け抜けようではありませんか。平和条約を結び、両国民が持つ無限の可能性を一気に解き放ちましょう」
ただ、具体的な進展は得られなかったばかりか、プーチン大統領は会談後のスピーチでも安全保障分野でのアメリカとの関係が障害になっていると強調しました。会談に先立って色丹島の水産加工場の稼働式典に参加し、ロシアによる北方領土開発に懸念を示してきた日本に揺さぶりを掛けるなど、この交渉の難しさが改めて鮮明になった形です。両首脳は11月にも会談を行う予定です。帰国した安倍総理を待ち受けるのは、来週の内閣改造です。週末はじっくり最終構想を練るものとみられます。
日ロ首脳「未来志向で…」 平和条約交渉は進展なし
[2019/09/06 06:23]
ロシアのウラジオストクを訪れている安倍総理大臣はプーチン大統領との首脳会談を終え、6日に帰国の途に就きます。
安倍総理はプーチン大統領との関係性をこれでもかとアピールし、未来志向で平和条約の交渉を進めようと訴えました。
安倍総理大臣:「ゴールまでウラジミール、2人の力で駆けて、駆け、駆け抜けようではありませんか。平和条約を結び、両国民が持つ無限の可能性を一気に解き放ちましょう」
ただ、具体的な進展は得られなかったばかりか、プーチン大統領は会談後のスピーチでも安全保障分野でのアメリカとの関係が障害になっていると強調しました。会談に先立って色丹島の水産加工場の稼働式典に参加し、ロシアによる北方領土開発に懸念を示してきた日本に揺さぶりを掛けるなど、この交渉の難しさが改めて鮮明になった形です。両首脳は11月にも会談を行う予定です。帰国した安倍総理を待ち受けるのは、来週の内閣改造です。週末はじっくり最終構想を練るものとみられます。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20190907-00000004-ann-int
ロシアのプーチン大統領は6日に北方領土について述べ、第2次世界大戦の結果、
ロシアがすべてを手に入れて領有権が決まったと強調しました。
プーチン大統領:「それ(第2次世界大戦の結果)に依拠しよう。スターリンがすべてを手に入れた。議論は終わりだ」
プーチン大統領は6日、ウラジオストクで市民との交流会に参加しました。
交流会で、市民から北方領土について「第2次世界大戦終結時の状況からすれば、ロシアの領有権に疑問の余地はない」
という意見があり、プーチン大統領も賛同しました。1855年の日露通好条約を根拠として、領有権を主張する
日本政府の立場を改めて否定しました。5日の日ロ首脳会談の後、日本側は平和条約締結に向けて
「ロシアと未来志向で作業することを再確認した」と発表していました。
ロシアのプーチン大統領は6日に北方領土について述べ、第2次世界大戦の結果、
ロシアがすべてを手に入れて領有権が決まったと強調しました。
プーチン大統領:「それ(第2次世界大戦の結果)に依拠しよう。スターリンがすべてを手に入れた。議論は終わりだ」
プーチン大統領は6日、ウラジオストクで市民との交流会に参加しました。
交流会で、市民から北方領土について「第2次世界大戦終結時の状況からすれば、ロシアの領有権に疑問の余地はない」
という意見があり、プーチン大統領も賛同しました。1855年の日露通好条約を根拠として、領有権を主張する
日本政府の立場を改めて否定しました。5日の日ロ首脳会談の後、日本側は平和条約締結に向けて
「ロシアと未来志向で作業することを再確認した」と発表していました。
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