
1 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です (オッペケ Srbb-VjD9):2020/09/06(日) 07:38:06 ID:I36rJQuZr●.net


「シュン」の日記主、NHKに不信感 認識に食い違い
https://digital.asahi.com/sp/articles/ASN956TL5N91PITB01J.html
もしも75年前にSNSがあったら――。実在の人物の日記をもとに、広島への原爆投下を挟んだ日々の出来事や思いを、ツイッターに連日投稿するNHK広島放送局の企画「1945ひろしまタイムライン」がこの夏、批判を浴びた。「朝鮮人の奴(やつ)ら」などの記述が「差別を助長する」という指摘だ。日記を提供した被爆者が取材に応じ、NHKとの間で企画内容についての認識に食い違いがあったことがわかった。若い世代に戦争体験を届けようという試みだが、難しさも浮き彫りになった。投稿のもととなる日記の主は、広島で被爆した3人の市民。その中で唯一健在なのが広島市南区の新井俊一郎さん(88)だ。

(中略)
ところが4月3日、企画を紹介する番組を見て、初めてツイッターへの投稿内容を知り、驚いた。NHKの担当者にただすと「『日記を原作として、子どもたちと一緒に創作をしている』」と言われたという。「私は激怒しました。日記の偽造だと」
新井さんはNHK側と話し合い、こんな条件を出した。「75年前の軍国少年の日記だと子どもたちにしっかり認識させた上で、子どもたちの言葉で書くのならば認めます。NHKの責任でやってください」
だが、ツイートは「炎上」した。8月20日だけではなく、6月16日の投稿も批判を浴びた。《朝鮮人の奴らは「この戦争はすぐに終わるヨ」「日本は負けるヨ」と平気で言い放つ》
新井さんの手記には似た内容があるが、書きぶりは異なる。《泥まみれの工事現場で彼ら朝鮮人たちは、平気で言い放っておりました。「この戦争はすぐに終わるヨ」「日本は負けるヨ」》
新井さんの日記や手記には「奴ら」という言葉は出てこない。「朝鮮人と論争になったとか、侮蔑的な思いで眺めたとか、そういう話も一切していません」
がんの治療で入院中の新井さんは、2010年から広島平和記念資料館などで証言活動を続けてきた。今回の企画も、戦争や原爆の現実が若い世代に伝わればと思って参加したという。
NHKのやり方は意味があると思う。でも、まるで現在進行中の場面であるかのごとく昔の物語を追いかけるのは危険。(投稿内容を)責任を持って慎重にチェックし、出す出さないの判断をするのは、NHKの責任のはずです」
NHK広島放送局は8月24日、朝日新聞の取材に対して、「時代背景の説明などの注釈をつけずに発信したことは、配慮が不十分だったと考えています。今後、必要に応じて注釈をつけるなど、対応することにしております」と回答。同日、ホームページでも「現代の視聴者がどのように受け止めるか配慮が不十分だった」などとして新井さんら関係者に謝罪した。
「奴ら」という記述が生まれた経緯についても尋ねたが、同局は「現代風に表現した」と説明するにとどまった。また、「日本史の専門家や、SNSやメディアリテラシーに精通した複数の専門家に必要に応じて相談している」としたが、専門家の名前は明らかにしなかった。「シュン」の投稿は、今月2日に再開された。

(中略)
ところが4月3日、企画を紹介する番組を見て、初めてツイッターへの投稿内容を知り、驚いた。NHKの担当者にただすと「『日記を原作として、子どもたちと一緒に創作をしている』」と言われたという。「私は激怒しました。日記の偽造だと」
新井さんはNHK側と話し合い、こんな条件を出した。「75年前の軍国少年の日記だと子どもたちにしっかり認識させた上で、子どもたちの言葉で書くのならば認めます。NHKの責任でやってください」
だが、ツイートは「炎上」した。8月20日だけではなく、6月16日の投稿も批判を浴びた。《朝鮮人の奴らは「この戦争はすぐに終わるヨ」「日本は負けるヨ」と平気で言い放つ》
新井さんの手記には似た内容があるが、書きぶりは異なる。《泥まみれの工事現場で彼ら朝鮮人たちは、平気で言い放っておりました。「この戦争はすぐに終わるヨ」「日本は負けるヨ」》
新井さんの日記や手記には「奴ら」という言葉は出てこない。「朝鮮人と論争になったとか、侮蔑的な思いで眺めたとか、そういう話も一切していません」
がんの治療で入院中の新井さんは、2010年から広島平和記念資料館などで証言活動を続けてきた。今回の企画も、戦争や原爆の現実が若い世代に伝わればと思って参加したという。
NHKのやり方は意味があると思う。でも、まるで現在進行中の場面であるかのごとく昔の物語を追いかけるのは危険。(投稿内容を)責任を持って慎重にチェックし、出す出さないの判断をするのは、NHKの責任のはずです」
NHK広島放送局は8月24日、朝日新聞の取材に対して、「時代背景の説明などの注釈をつけずに発信したことは、配慮が不十分だったと考えています。今後、必要に応じて注釈をつけるなど、対応することにしております」と回答。同日、ホームページでも「現代の視聴者がどのように受け止めるか配慮が不十分だった」などとして新井さんら関係者に謝罪した。
「奴ら」という記述が生まれた経緯についても尋ねたが、同局は「現代風に表現した」と説明するにとどまった。また、「日本史の専門家や、SNSやメディアリテラシーに精通した複数の専門家に必要に応じて相談している」としたが、専門家の名前は明らかにしなかった。「シュン」の投稿は、今月2日に再開された。
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